水溶性ケイ素は、お料理にも大活躍してくれます。
水溶性ケイ素は野菜の鮮度を保つだけでなく、かぼちゃ料理、肉じゃが、煮豆など柔らかい素材を使う煮物料理は美味しくて且つ素材を煮崩れすることなく仕上げます。
その理由は、、、
お野菜に含まれる食物繊維のペクチンと水溶性ケイ素に含まれるミネラルが結合するために、かぼちゃや芋、豆に水分を含んだまま上手く煮あがります。
ペクチンは、植物の細胞壁の構成成分として、セルロース等他の成分と結合して、植物細胞をつなぎ合わせる「セメント」の働きをしている天然の多糖類です。量的な違いはありますが、あらゆる果物や野菜に含まれています。
そのペクチンの役割を水溶性ケイ素が助長するため、野菜の煮崩れを防ぐという訳です。
また、ペクチンには整腸作用があり、下痢や便秘を予防する効果があります。また血液中のコレステロール、なかでも悪玉と呼ばれているLDLを下げる働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病にもよい効果を上げるといわれ注目を集めています。
大根などのおでん素材に、予め水溶性ケイ素を5~10cc入れて下茹でしておくと、煮崩れすることなく味が非常に染み込んで短時間でコクのある仕上がりとなります。
だし汁に素材を入れて、醤油、みりん、砂糖など好みの中に水溶性ケイ素を5~10cc入れてお料理ください。